SUCCESS STORY: Uzabase Asia Pacific Pte. Ltd.

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ノンコア業務の削減とコア業務への集中により得られたもの。
プロフェッショナル集団のチームワークが実現する一気通貫サポートから見えてきた、
アウトソーシングの本質

株式会社ユーザベースは、経済情報プラットフォーム「SPEEDA」、ソーシャル経済メディア「NewsPicks」、
B2Bマーケティングプラットフォーム「FORCAS」など、世界中のビジネスパーソンの意思決定を支える経済情報インフラを提供しています。

中でも主力サービスの「SPEEDA」は金融機関や事業会社向けに、世界中の企業データ、業界レポートなど企業の戦略策定や市場分析に必要な情報を提供しています。
SPEEDAの海外進出を皮切りに、拠点展開を広げるその背景には、ビジネス戦略という視点だけではありません。
ユーザベースのアイデンティティとも言えるメンバーの「自由主義」に基づく働き方を実現させることも重要だと考えています。
すべての国のコーポレート機能は東京にあるグローバルオフィスチーム(GOチーム)に集約しており、GOチームがすべての拠点のコンプライアンス遵守に対応しています。
いったいどのようにして東京から世界のコンプライアンスを守ることを実現しているのでしょうか?
そのヒントは「本来のアウトソーシングのあり方を理解すること」にありそうです。

株式会社ユーザベース
本社

〒106-0032 東京都港区六本木7-7-7
TRI-SEVEN ROPPONGI 13
ホームページ:https://www.uzabase.com/jp/

「SPEEDA」について

経済情報プラットフォーム。
金融機関、事業会社向けに世界中の企業データ、業界レポート、市場データ、M&A、専門家の知見など、戦略策定や市場分析に必要な情報を提供
公式HP:https://jp.ub-speeda.com/

現地法人概要(2021年6月現在)

企業名:Uzabase Asia Pacific Pte. Ltd.
※Uzabase, Inc. の100%子会社
設立:2013年7月
ホームページ:https://asia.ub-speeda.com/en/

お話を伺った方

株式会社ユーザベース
Corporate Office Culture Division, Global Office Teamマネージャー 風間 優子 (Yuko Kazama, Manager)
アシスタントマネージャー 島内 千鶴 (Chizuru Shimauchi)

サービス利用国

・シンガポール
・マレーシア
・オーストラリア

利用サービス

・会社秘書役サービス
・給与計算
・就労ビザ申請支援
・現地国の就労条件アドバイザリー
・デジタルサービス税の申告

利用開始

・2019年9月〜

すべての海外拠点のコーポレート機能を「ワンストップ」で

SPEEDAを利用されているお客様は、日本の上場・非上場企業だけではなく、東南アジア地域の企業なども多く占めています。
東南アジアの国際金融のHubといえばシンガポール。 SPEEDAの世界展開は上海を皮切りに、シンガポール・香港と進出してきました。
特にシンガポールはアジア拠点本社(Regional Headquarters:RHQ)として世界中から多くの企業が集まるだけではなく、急速にビジネスが発展しているマレーシア、インドネシアなど近隣諸国へのアクセスが容易です。

シンガポールという国の持つ特性はSPEEDAの事業特性から見ても、また東南アジア地域で事業を拡大するためにも、とても魅力的な条件が揃っていました。

私たちはコンプライアンスを本当に遵守できているのか?

各海外拠点のコーポレート機能を集約しており、人事、総務、事業管理を、グローバルオフィスチーム(以下:GOチーム)が担当しています。 GOチームは、ビジネスサイドのメンバーが安心し、そして前を向いてビジネスに集中できることを支援することが最大のミッションです。

海外は現地国で対応しなければならない当たり前のことが、法制度やガイドラインが異なることから、その分野のプロの手を借りずに整備をしていくことは非常に困難です。 さらに、現地国で求められるコンプライアンス要件は遵守できているのか、いないのか、次々に起こる法改正やガイドラインの変更などの情報をリアルタイムでキャッチすることも容易ではありません。こちらはコンプライアンスを遵守しているつもりでも、実際には遵守できているのか、明確にする必要がありました。

トライコーを選んだ理由 – 「ひとつのチーム」による一気通貫したサービス

トライコーとの出会いは、島内がトライコーのセミナーに参加したことがきっかけです。
当時、私たちはビザや給与計算業務など、別の業務であっても各業務担当者が連携してサービスを提供してくれるプロバイダを探しているところでした。
さらに言うと、私たちのコーポレート機能体制との親和性が高く、正確で安心・コンプライアンスの面で信頼して任せられる、本当の意味でのアウトソースができる、そんなプロバイダを探していました。

セミナー後、トライコーに連絡を取り、どの程度の一気通貫サービスの実現が可能なのかを確かめるために、トライコーのシンガポールオフィスを訪問しました。
ビザ業務担当、給与計算担当、税務担当などの各業務担当の役割は細かく分かれているものの、それぞれの業務が「お客様担当チーム」として、つまり、「ひとつのチーム」でサポートしているように見えました。
たとえば、給与計算(人事)から確定申告(税務)までの流れや、各業務担当者の連携がとてもスムーズです。
もちろん、各業務対応に抜け漏れがないかをチェックする機能全体を管轄するディレクション担当もアサインされていました。

実際にトライコーのサービスを利用してからは、サービス利用前に見学した時と同様、税務や給与計算等、フィールドの異なるプロフェッショナルの方々がお互い連携しながらサポートしてくださっています。
トライコー・シンガポールにはジャパン・デスクが設けられているのですが、そのご担当である日本人スタッフの方の役割がとても大きいと実感しています。

英語対応という言語の心配は、あまりありませんでしたが、トライコーとコミュニケーションを取っていく中で、「日本の当たり前が、当たり前ではない」という気づきはとても大きいものでした。
日本の商慣習と比べつつ、シンガポールではこのように対応します、とギャップを明示したうえで、なぜそれが必要なのか、どのように対応すべきか、を現地国のコンプライアンス対応の経験と豊富な知見に基づいて、具体的にご教示いただけることは、とても心強いものです。

特に新制度を導入する場合は、一般的にシンガポールではどのように実施されているのかなどを事例とともにアドバイスしてもらえるため、それらの情報を参考にしながら制度設計をすることができるようになりました。
最近では、一時帰国が出来ない駐在員のための、現地で受けられる健康診断先リストの提供、産後/育児休暇に対するシンガポールでの企業姿勢など、シンガポールの商習慣に基づく考え方なども含め、全方向でサポートいただいています。

風間 優子氏写真
Corporate Office Culture Division,
Global Office Teamマネージャー
風間 優子
(Yuko Kazama, Manager)
島内 千鶴氏写真
アシスタントマネージャー
島内 千鶴
(Chizuru Shimauchi)

ノンコア業務の削減とコア業務への集中により得られたもの

自社のみで現地国コンプライアンスに遵守できているかどうかを手当てし、判断することは簡単ではありませんが、トライコーと一緒に仕事をするようになってからは、定期的にコンプライアンスの最新情報が入ってくるようになりました。

これまで外部に業務委託していた時は、せっかくアウトソースしても業務委託先の担当者との間で各種確認事項に関する膨大なやり取りが発生しており、アウトソーシングの効果について、体感することができていませんでしたが、トライコーでは「ひとつのチーム」がサポートしてくれることから、私たちの業務工数や時間が圧倒的に削減され、結果、削減できた業務工数や時間は、私たちが最も重視している「従業員との関係性を高める」こと、つまり従業員がどこの国にいても、国境の分断なく、健康でワクワク働ける環境を創り上げていくための制度設計(従業員のケア、キャリア形成など)という、新たなチャレンジのために使うことができるようになりました。

アウトソーシングによって、コア業務への集中や、職掌としてやりたかったことが実現できる環境が整ったことで、アウトソーシングの本来のあり方を理解することができました。

イメージ写真

トライコーに期待すること – 国をまたいだ「ひとつのチーム」としての支援

私たちの大切にしている(The 7 Values)の中のひとつに「自由主義で行こうーBe free & own it」というものがあります。
これは「働き方」を個人の裁量を委ね、働く時間や場所、さらには国の制約を設けず、どこでも働けることを、できる限り支援したいというものです。
とはいえ、国をまたいでの就労は、ビザだけでなく個人所得税、現地労働法への遵守などの検討事項が多いことも事実で、従業員の意向を実現させるためには、本人が就労を希望している国の専門家に、これらの現地の事情について相談する必要が出てきます。
このような弊社の背景からも、トライコーのグローバルネットワークを活用し、国をまたいだ「ひとつのチーム」として支援いただけることを期待しています。