新年あけましておめでとうございます
2023年もトライコー・グループならびにトライコー・ジャパンをよろしくお願い申し上げます。
さて、昨年より皆さまにご紹介している【ASEAN in FOCUS】。
今回も、当レポートの続きとして、ますます注目が集まるであろう、アセアンの現在をお伝えして参ります。
お時間の許すときに、ぜひご一読ください。
フィリピン
フィリピンは新興工業国で、農業中心の経済からサービス業や製造業に重点を置いた経済へと移行しています。フィリピンの経済規模は、名目GDPでは世界第32位、アジアでは第12位です。
フィリピンは地理的に恵まれた立地条件にあり、豊富な天然資源を有しています。最大の都市はルソン島に位置するマニラ首都圏です。
フィリピンはインドネシアに次いで東南アジアで2番目に人口が多く、デジタルコミュニティが発展しています。モバイル端末の普及は、金融サービスなど未発達な産業に新たな活路をもたらしました。
フィリピンではすべての学校で英語が教えられており、世界第5 位の英語圏の国です。
年間35 万人の卒業生が、厚い専門職の層を実現しています。
フィリピンは2020年に海外からの直接投資が24%急減し、6億5,400万米ドルに減少しました。
これは、2019年の8億6,700万米ドルを下回り、2018年の金額とほぼ同額です。
フィリピン中央銀行によると、2021 年を通して 海外直接投資額は増加し、COVID-19蔓延前の水準に戻ったということです。
注目すべきは、フィリピンが大規模な地熱プロジェクトに100%の外資所有を認めたことで、このことは、今後数年間でさらなる 海外企業の誘致につながる可能性があります。
フィリピンに進出すべきポイントは次の通りです。
- 優秀な人材
- 地域的・世界的な発展に向けたインフラ整備
- 人口増加に伴う消費意欲の向上
- 外国人投資家に対する多くの優遇措置など、政府の意欲的な海外投資家の誘致